スタッフの成長につながるキャリアパス制度を作りたい

キャリアパス制度とは

「キャリアパス制度」と「評価制度」は違います。

「キャリアパス制度」は、スタッフの能力・知識を評価するものです。

一方「評価制度」は、スタッフのあげた成果や、意識的な行動を評価するものです。

 

制度 評価項目 評価基準
キャリアパス制度 資格・能力・知識 できるかどうか

知っているかどうか

評価制度 成果・行動 やっているかどうか

達成したかどうか

 

キャリアパス制度の狙いは、スタッフに成長の実感を感じてもらい、モチベーションアップにつなげてもらうものであると、私たちは考えています。

 

以下の図をご覧ください。

この図は、スタッフの理想的な成長曲線を描いたものです。

法人が定める、「○年目には、これくらいの能力を身につけてほしいな」というラインです。

もちろん、この基準は、法人や事業所によって異なります。

これを細分化したものが、キャリアパス制度です。

以下の一覧表をご覧ください。

こちらは、「入社○年目くらいには、これができるようになっていてほしいな」という、「理想的スタッフ像」をまとめて整理したものです。

 

 

評価項目の具体的基準については、等級ごとに「チェック項目」を作成します。

さらに、普段の仕事ぶりの観察だけでは評価できない、知識面の項目に関しては、実技や筆記のテストを実施します。

以上のような「キャリアパス制度」を構築することにより、スタッフは「何ができるようになれば、何の役職になれる」など、具体的な目標を掲げることができます。

これが、スタッフの能力とモチベーションアップにつながるのです。