求人広告の応募がない!求人を成功させる3つの秘訣

なぜ、求人広告の反応が低いのか?

 

最近では、「求人広告を出しても応募がほとんどない」という状態が当たり前になってしまいました。しかし、ポイントをおさえて求人活動をするだけで、レスポンスが向上することは、よくあります。

まずは、下のポイントをチェックしてみましょう。

 

  • 求人広告の内容は「職種」、「給与」、「待遇」が中心
  • ホームページには「募集要項」のみが掲載されている
  • 新卒採用と中途採用と同じ内容の説明会を実施している
  • 法人説明に「入居者(利用者)向けパンフレット」を使用している
  • 自社の就職メリットを伝えていない

 

1つでも当てはまったら、一刻も早く対策を練る必要があります!

 

ポイント1 「募集」をかける前に、採用戦略を立てる

人手が足りなくなると、すぐに「求人広告を見直そう」と考えがちですが、伝え方よりも、伝えるべき内容(自施設の魅力)について見直した方がよいかもしれません。

当たり前のことですが、いくら求人広告を出しても、求職者にとって魅力的でないと、選ばれるわけがありません。

 

他社との違いは何か

与えられる就職メリットは何か

求職者が、3年後、5年後のキャリアイメージを描けるか

このような質問に明確に答えられる事業者は、まだまだ少ないのが現状です。

求人広告を出す前に、自施設のアピールポイントが明確になっているのか、必ず確認してください。

 

ポイント2 ホームページは採用活動の「要」!

ホームページは言うまでもなく、求職者のほぼ全員が目にする、採用活動の「要」となるツールです!

皆さんの施設のホームページには、どのような情報が掲載されていますか?

以下の条件に1つでも当てはまったら要注意です!

 

  • トップページに施設(建物)の写真ばかりが目立つ
  • 求人ページに最低限の募集条件(待遇)しか載っていない
  • 入社メリット(他社との違い)がわからない
  • 代表者からのメッセージが形式的である(具体的な言葉に欠ける)
  • 職員紹介ページ(先輩の声)がない(少ない)
  • 写真に臨場感がない(素材集の写真ばかり)
  • 情報の更新頻度が低い(半年以上更新していない)
  • 教育・研修制度の情報がない(少ない)
  • お客様の声が掲載されていない
  • 法人概要・連絡先が見つけづらい(結構あります!)
  • 情報発信の視点が経営者サイドからのみ(現場スタッフの生の声がイメージできない)
  • レスポンシブ(スマホ)対応していない

 

ポイント3 先輩スタッフの「声」を伝える

ホームページや広告、採用ツールに共通する重要なポイントの1つは「先輩スタッフの声を伝える」ということです。

ダイエットマシーンを思い浮かべてください。必ず「体験者の声」が掲載されていると思います。購入を迷っている人が、「体験者」見て、「こんな風になったらいいな」と考えるから、購入に踏み切るのです。

それと同様に、求職者の学生や社会人は、自分がその会社に入ったら、どうなるだろうということを知りたいのです。ダイエット消費で「体験者の声」を伝えるように、求職者には「先輩の声・姿」を伝えて、自分の入社後の未来を想像してもらいましょう。

合同説明会などでよく見かける失敗の1つに、「入居者向けのパンフレット」を、メインの資料として渡していることがあげられます。利用者目線の情報からは、「未来の自分」は想像できなくて当然です。